たかさきたけしの社長から見る“黒字社員、赤字社員”  Vol.1

皆さん初めまして。

FBAのニューフェイス、たかさきたけしです。

今回、初めてコラムを掲載させて頂きました。

内容につきましては、まだまだ私も未熟者であり、そんなこと言われなくてもわかってるよ、やってないだけだよ、等など、ご批判、ご指摘もあるかと思いますが、どうぞ初回ということもあり、ご笑読いただければ幸いです。

飲食店オーナーまたは、中小企業から大手企業まで、管理職の多くの方々が部下の育成にさまざまな悩みを抱えていることと思います。

(そういう私もその一人です。)

「なぜ指示した事ができないのか?」

「なぜ報告ができないのか?」

「なぜ期限が守れないのか?」

等など、挙げるとキリがありません。

先日、顧問先の社長さんと打ち合わせをした際にも、まさしくこのような問題に頭を抱えているという話になりました。

「うちの幹部にも赤字社員がいて・・・。」

最近、黒字社員、赤字社員等のワードがよく出てきます。

その時、私も<会社の黒字、赤字、黒字社員、赤字社員>のワードが頭にふっと浮かびました。

「赤字社員は、どうすれば黒字社員になれるのか?」

実は私の会社にも「安心して仕事を任せられない社員」が多くいます。

そこで、まずは基本の見直しからと考え、教育学者 森信三先生の提唱した職場再建の3原則「時を守り、場を清め、礼を正す」を徹底することから始めました。

売上は二の次と考え、しつけ教育に取り組んだのです。

全従業員に、黒字社員、赤字社員の線引きを、まずは会社の方針を理解し指示をきちんとこなせる社員が黒字社員、できない社員は赤字社員とすることを周知させ、「時を守り、場を清め、礼を正す」にどのように取り組むかを課題にしました。

「時を守る」とは、時間を守ること、この意味は、相手を尊重すること、それにより自分が信用を積み重ねること、決められたことをすぐに実行すること。

「場を清める」とは、掃除をすること、環境整備をすること。

この意味は5Kで表され、気づく人になれる、心を磨く、謙虚になれる、感動の心をはぐくむ、感謝の心がめばえるといった「心の5K」を養うこと。

「礼を正す」とは、挨拶をする、返事をする、笑顔でいること。

これらは基本的なことですが、この時間、空間、人間(じんかん)の3つの間を忘れ「まぬけな人間」が多くなることが基本の乱れにつながり、組織を崩壊にも追いやる。

基本はしつけ(人づくり)から始まる。

三つの原則を意識して、しつけが定着するまで繰り返すことが管理者の役割なのでしょう。

新緑の候、新たな気分で“職場の3原則”に着手し、たくさんの赤字社員が黒字社員に変わり、“黒字社員が生まれる”ようがんばりましょう。

私もがんばります。

それではまた。