たかさきたけしの社長から見る“黒字社員、赤字社員”  Vol.2

ついこの間新年を迎えたように思いますが、 早くも6月。 本当にあっという間ですね。

今年もあと半分。

ねじを巻きなおして、さあ、がんばりましょう。

さて、今回は以前読んだ本のエピソードを少し・・・。

【ゼークト組織論】wikiより。

軍人は4つに分類される。

1. 有能な怠け者

これは前線指揮官に向いている。

理由は主に二通りあり、一つは怠け者であるために部下の力を遺憾なく発揮させるため。

そして、どうすれば自分がさらには部隊が楽に勝利できるかを考えるためである。

2. 有能な働き者

これは参謀に向いている。

理由は、勤勉であるために自ら考え、また実行しようとするので、部下を率いるよりは参謀として司令官を補佐する方がよいからである。

また、あらゆる下準備を施すためでもある。

3. 無能な怠け者

これは総司令官または連絡将校にむいている、もしくは下級兵士。

理由は自ら考え動こうとしないので、参謀の進言や上官の命令どおりに動くためである。

4. 無能な働き者

これは処刑するしかない。

理由は働きものではあるが、無能であるために間違いに気づかず、進んで実行していこうとし、さらなる間違いを引き起こすため。

辛辣な表現にドキッとしますね。

このゼークトの名言には必ずと言っていいほど「有能と無能の定義は?」とか「誰が有能か無能かを判断するんだ?」というようなツッコミが入るそう。

同じようなツッコミをした自身だが、その定義、基準のひとつとしては、「考えて行動しているか、そうでないか」なのではと想像している、今日この頃。

「考えて行動しているか、そうでないか」ここに黒字、赤字社員の違いがでるのではないでしょうか?

時には仕事を過分に与え、できるのにやらない手抜きを見抜き、有能なスタッフを黒字社員へと成長するよう促す。

有能なスタッフを育てるには時間、お金、指導人員など多くの手間をかける必要がありますが、無能にするのは簡単です。仕事を取り上げればよいのですから。

スタッフを育て、組織のパフォーマンスを上げて収益を最大化するようがんばりましょう。

わたしもがんばります。

それではまた。