コラム

井上奈々子の『食の豆々知識』

2026年8月13日

Vol.264 包丁

先日、スピードスケートの高木美帆選手へ国民栄誉賞が授与されましたが、その記念品(副賞)が包丁だったそうで。


しかもその本数、なんとメダルの数と一緒の10本(‼)


日本の老舗刃物メーカーの高級ブランド包丁のようですね。


SNSでは、料理人になるのかなどと話題になり、ご本人は料理人は目指していないと否定されたとか。


よく「弘法筆を選ばず」といいますが、書道家だった叔母はよく、「弘法だって筆は選ぶわよ」と言っていました笑。


私も、プロじゃなくても、いい包丁を使った方が絶対いいと思っています笑。


今回は、そんなことで「包丁」の話。

 

まずは、洋包丁と和包丁の違いから

家でご使用の包丁がどんな種類で、どんな用途に使用する物かおわかりになりますか?


一般的に、ですが、近年家庭用と呼ばれている包丁は、洋包丁が多いです。


包丁は、まず、大きく分けて、洋包丁と和包丁に分かれます。


これも、一般的にですが、洋包丁は両刃、和包丁は片刃の方が多いです。


刃の尖った方から見て、両側に刃があるものが両刃、片側だけに刃があり、もう片方はまっすぐになっているものが片刃です。

ので、片刃の包丁は、右利き用、左利き用があります。


刃のつき方によって、研ぎ方も変わってきます。

 

洋包丁の種類は?

凡用性が高いのが、三徳包丁。肉でも野菜でも魚でも、3つの徳に使えると呼ばれる包丁で、長さも太さも家庭で使いやすい形の包丁です。


サイズが豊富で、食材に合せた多彩な切り方ができる本格派なものが牛刀。

プロに愛用者が多い包丁です。


そして、果物や薬味など、小さくて細かい作業に便利なペティナイフ。


他に、パン切りやチーズナイフなどもあります。

 

和包丁は職人が使うもの?

洋包丁とは違い、どちらかというと専門性が高いのが特徴。


魚をおろしたり、鶏肉などをさばいたりするのに向いている出刃包丁。

刺身を切るのに向いている栁包丁(刺身包丁)。

そして、野菜を切るのに向いている薄刃(または菜っ切り)。


切り方に専門性が高く、例えば、大根をうす~くかつら向きする、刺身のけん(細いせん切りのつま)を切るなどは、薄刃でないと切れないといわれます。


これ以外にも、中華専門の中華包丁だったり、うどんやそばを切る麺切りだったり、栗を剥く専門の包丁なんてのもあったりします。


高木選手に送られたものは、はっきりとはわかりませんが、洋包丁のセットのようで、サイズ違いのペティから、牛刀、三徳、パン切りなど、様々なものに網羅しているそうです。


お母様と一緒に料理をなさるとか。

この包丁で、どんな料理をされるんでしょうね~。

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