2026年3月11日
その261 店を磨け、自分を磨け、ブランディング強化のブラッシュアップをつづけよう

「あちこちで戦争が起こっていて怖いわ~、生まれた場所の違いだけで人生変わるわねぇ。」
「今度生まれ変わったら、オレは大谷翔平になろう!」
「出た!
あなたの今度生まれ変わったらシリーズ!
ちょっと前は羽生結弦って言ってなかった?
その前はビル・ゲイツだか、iPS細胞の山中伸弥さんに生まれ変わるって言ってたわよね。」
「と、とにかく素晴らしい人に生まれ変わるんだよ!」
「生まれ変わっただけじゃダメでしょ。
たいへんな努力と苦労を重ねて“あの人”になってるんだと思うわ。
それより今、頑張りなさいよ!」
「う・・・。」
奥神様に言われるまでもなく、わかっているのですが、自分に鞭を入れるのはなかなか難しい。
弱い私は反省しきりでございます。
皆さんは、自分に鞭を入れていますか?
さて、「生まれ変わる」という言葉。
実はこれ、店づくりにも当てはまります。
【店を磨け、自分を磨け、ブランディング強化のブラッシュアップをつづけよう】
店を“生まれ変わらせる”のは、経営者の役目です。
外部環境が厳しい飲食業界。
しかし、そんな中でもしっかり利益を出し、ファンを増やし、成長し続けている店は確実に存在します。
違いは何か。それは「継続的なブラッシュアップ」をしているかどうかです。
取り組み課題は、大きく三本柱で考えられます。
〈店づくり・人づくり・商品づくり〉です。
まず【店づくり】。
外観はくたびれていませんか?
看板は色あせていませんか?
入口は入りやすいですか?
「味で勝負」と言いながら、入口で負けている店は少なくありません。
ある顧問先では、照明を明るくし、メニュー表を写真入りに刷新しただけで、新規来店が増えました
大改装ではありません。
小さな改善の積み重ねです。
次に【人づくり】。
スタッフの表情、声のトーン、姿勢。「忙しい」が口癖になっていませんか?
繁盛店は例外なく、空気が明るい。それは偶然ではなく、教育と意識づけの成果です。
月に一度のミーティング、目標共有、ロールプレイング。人は放っておいても成長しません。
磨かなければ、輝きません。
そして【商品づくり】。
売れ筋をそのままにしていませんか?
原価高騰を理由に、質が下がっていませんか?
商品は、店の顔です。
定期的な試食会、新メニュー開発、盛り付けの見直し。
「これでいい」ではなく「もっと良くできないか」と問い続ける姿勢が、ブランド力を高めます。
ブランディングとは、派手な広告ではありません。
「この店はこういう店だ」という一貫性を磨き続けることです。
生まれ変わるのを待つのではなく、今日の小さな改善で、明日の自分を変える。
奥神様に「今、頑張りなさい」と言われた私。
店も同じですね。
生まれ変わるのを夢見るより、今、磨くこと。皆さんの店は必ず残ります。
そのために必要なのは、特別な才能ではなく、毎日のブラッシュアップという“努力”です。
今年度も、自分に鞭を入れながら、店を磨き、自分を磨き、ブランドを強くしていきましょう。
では、また。
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