2025年8月12日
Vol.252 そうめん

そうめんやっぱり~♪。
暑くなると、氷のカランカランという音が聞こえて、そうめんが食べたくなりますよね? あれ? そうめんの消費量が多いのはうちだけですか??
そうめんって1人前何束茹でますか? そうめん派? ひやむぎ派? 薬味は?
そうめんの話をしていると、それぞれの家で、「こういうものだ」と思っているそうめんが違っていたりします笑。 そうことで、今回は「そうめん」の話。
● よくある「そうめん」「ひやむぎ」は何が違うの?
太さです。 材料は、小麦粉と塩。どれも変わりません。 太さが違うだけです。
そうめんは直径1.3㎜未満の、ひやむぎは直径1.3㎜~1.7㎜未満。 ちなみにうどんは1.7㎜以上。
ややこしいのは、「手延べ」の場合。 手作業のためばらつきを考慮し、1.7㎜未満であれば、そうめん、ひやむぎどちらで表示してもいいそうです...。
そうめんの中にも、いろいろありまして。
「揖保乃糸(上級品)」は、0.7~0.9mm。 特級品や最高級品となると更に細くなります。 うちの実家は揖保乃糸派で、そうめんやっぱり~♪で育ったため、義実家が長崎で、五島
そうめんを初めて頂いた時は、太くて丸くて、これがそうめん?と驚いたことを覚えています。
● そうめんは氷水の中に入れて出す?
そうめんはどうやって提供されますか?
うちは断然、氷水の中に浮かんでます笑。 ザルにあげて提供するという意見も多く、今、その提供の仕方がSNSで熱いバトルを繰り広げられているとか笑
うどんはザル派です。 氷水でしめた後、ザルにあげます。 氷水の中には落としません。 水の中に入れておくと、ふやけてのびるからです。
それと同じ理由で、そうめんものびてコシがなくなるので、氷水に落とさない方が美味しいとも言われています。 また、氷水でつゆが薄まるからとの意見も。
でも、うちは暑い日のそうめんなので、冷たさをとりますね~。 のびる前に食べきりますし笑
● 1人前は何束(把)?
そうめんは束になっています。 束になっているものを「把(わ)」と数えることが多く、そうめんも1把、2把と数えます。
1人前は100gとされていることが多いようです。 50gで1束のものが多いので、普通は2把が1人前。 しかし、たまに100gで1束になっているものもあるので注意が必要です笑。 そしてこれが茹でると300gくらいになります。
一般的にうどんやパスタを茹でるときも100gが1人前です。 しかし、これは茹でると220~250gくらいにしかなりません。
茹でた後の量は、そうめんの方が多くなります。
うちは、4人で6把600gを茹でて、軽くなくなります...。あれ?
食べても食べてもおなかいっぱいにならない、そうめんは飲みものだそうです...。
そうめん談義はつきません...。
うちは、そうめんの具が多く、にらだれ、温玉、豚しゃぶなどと一緒に出すと、そうめんの概念が変わったとびっくりされることがあります笑
みなさまのそうめんの具を聞いてみたいです~。
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