コラム

井上奈々子の『食の豆々知識』

2026年6月17日

Vol.262 クロスティーニ

私事ですが、娘が大学生になりまして、イタリアンのレストランでアルバイトを始めました。


アルバイトから帰ってくると、


「今日はシルバー磨いたよ。

ナイフフォークのことシルバーっていうんだよ。」


「ロッソとドライってなにが違うの?

お客様に聞かれて答えられなかった。」


と、毎回、今日やったことや、わからなかったことを話してきます笑。


ということで、今回はその中にあった「クロスティーニってなに?

ブルスケッタと何が違うの?」という話。

 


⚫︎クロスティーニってどういう意味?

「クロスティーニ」とは、小さいトーストという意味があり、一口サイズのトーストしたパンに具をのせた、イタリア版カナッペ です。

なかでもトスカーナ風の鶏レバーのペーストをのせたクロスティーニは有名です。

 

⚫︎ブルスケッタと何が違うの?意味?

ブルスケッタもトーストしたパンに様々な具材がのせてあることが多いのですが。

 
どちらかといえば、ブルスケッタは、パンのこと。

バケットを軽くトーストし、オリーブオイルやガーリックをぬった、そのものを指します。

 
そのブルスケッタにトマトやペーストをのせて前菜として食べます。

 
なので、同じ料理でも、お店によってクロスティーニとよんだり、ブルスケッタとよんだりしているので、まぎらわしいですね...。

 
ちなみに、娘のバイト先のお店には、クロスティーニもブルスケッタもあるそうで。


「クロスティーニの方がなんとなく小さいんじゃない?一口で食べられるおつまみみたいな感じで。

ブルスケッタの方が厚みがあるパン、っていうイメージ」と言ったら、


「そう!なんでおかあさんわかるの?!

すごつ!」

とお褒めのお言葉を頂きました笑。


⚫︎ちなみにロッソとドライはなんだったのか?

「ロッソとなんだっけ...?」

「ロッソとビアンコ?」


「いや、ビアンコ?違うな~。

ド...なんとか。」

「ド?何?ワイン?パスタ?」


「チンザノだって、お酒、知ってる?」

「チンザノか、じゃあドライだね。」


「そうそう!!それ!」ということで。

チンザノでした笑。


ちなみに、ロッソは赤、ビアンコは白、という意味。

よくワインや、パスタなどに使われていますね。


チンザノにもビアンコはありますが、それよりも辛口という意味のドライの方が好まれるのかな。

大学1年生、何をするのも初めてのことが多く、それを聞いているだけで楽しくなります笑。

 
でも、熱い料理や飲み物を運んで、お客様にだけは、ひっかけないよう...。


それだけが心配...。

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