コラム

井上奈々子の『食の豆々知識』

2026年7月9日

Vol.263 指定野菜

私事ではありますが、娘が大学でラグビーのスタッフとしてトレーナーになりまして。


選手が日々食べたものを確認して、それにコメントをしなくてはならない訳なんですが、食べているもののブロッコリーの多いこと笑。


中には、毎日鶏むね肉とゆで卵とブロッコリー、たまにトマト追加、なんて選手もおりまして...。


いつの頃からなのが、アスリート食といえば、「鶏むね肉とブロッコリー」みたいなことになっていますよね。

更には、「鶏むね肉とブロッコリー」というお店も出てきたくらい。


そんなブロッコリー、この度「指定野菜」として2026年4月に追加されました。


以前も、ちょろっとこのコラムにて、追加されることとなったらしいとふれたようにも思いますが、もう一度。


今回は「指定野菜ブロッコリー」の話。

 

そもそも指定野菜ってなに?


指定野菜とは、全国的に流通し、消費が多い野菜や多くなることが見込まれている野菜のことで、私たちに欠かせない重要な野菜として農林水産省が定めています。


指定野菜に指定されると、生産や出荷が計画的に進められるようになり、また、野菜の価格が大きく下がった時に給付金が出されるため、一年を通して安定した価格で購入できるようになる訳です。


2026年7月現在、指定野菜は15品目。


キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、トマト、なす、にんじん、ねぎ、白菜、ピーマン、レタス、玉ねぎ、じゃがいも、そしてここに、52年ぶりにブロッコリーが追加されました。

 

 

なんでブロッコリーが追加されることになったの?

ブロッコリーは、火を通しても変わらない鮮やかな緑が彩りとして重宝され、またクセの少ない野菜で子供から大人まで人気で、お弁当などには欠かせない野菜。


お弁当作りをされているお母さんに聞くと、ほとんどのお母さんが、ブロッコリーとミニトマトを常備しているとか笑。


また、上記に記した通り、野菜としてはめずらしくタンパク質も豊富に含んでいるため、アスリートに人気となったこともあり、ここ10年のブロッコリーの出荷量が年々増加していることが大きな理由とされています。


ちなみに、ブロッコリーは、タンパク質以外にももちろん栄養価が高く、ビタミンC、ビタミンK、βカロテン、葉酸、鉄などを多く含み、100gで1日に必要なビタミンの2/3がとれると言われています。


そりゃ、人気になりますね笑

ところで、大学ラガーマンの毎日の食事を見ているとみなさん、びっくりするくらいちゃんと考えて食べていて。


毎食タンパク質、炭水化物、ビタミンが入り、大豆製品が欲しいかなと思っていると、次に日には豆腐を食べていたり、発酵食品があるといいかなと思うとキムチや納豆が追加されていたり、もずくやわかめなどの海藻もたまに入ってくる。


これを一人暮らしの選手もやっているんです。


娘のスタッフ仕事を横で覗き込みながら、関心する母でした笑。


もちろん、鶏むね肉とブロッコリー率はとても高かったです笑。

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