コラム

井上奈々子の『食の豆々知識』

2026年10月19日

Vol.265 シンコとうつぼ 

私事ながら、先日初、四国に上陸いたしました笑。


北海道も九州も、沖縄も行ったことは何度もありますが、なぜか、四国に足を踏み入れる機会がなく...。


岡山から、あこがれの瀬戸大橋を通り高松に入り、高知にも足をのばしながら戻って高松からフェリー、小豆島、そして岡山に戻るというコース。


いやあ、いいですね~、四国。自然もいっぱいで景色もいいし、おいしいものもいっぱいあるし。


いろいろ報告したいことはいっぱいあるのですが、今回は、私が初めて食べた高知の2つの料理について。

「シンコ」とそして、「うつぼ」...。

 

●シンコはシンコでも...


高知と言えばカツオ。

今回は、今しか食べられない「新子(シンコ)」を食べに須崎へ。


シンコと言えば、コハダの稚魚のことが多いですが、今回は、コハダではありません。


メジカのシンコ。

ちなみにメジカはソウダカツオのこと。

これがどうしても食べたくて、予約して(予約をしないとなくなってしまうらしい...)お店へ。

 
メジカのシンコには、リュウキュウ(ハスイモの茎)のスライスと、仏手柑(ブシュカン)が絶対らしく、シンコとリュウキュウを混ぜ、仏手柑を絞って、醤油をかけて食べます。

 
なるほど。

カツオの中でも、1番さっぱりと、という感じで、だから、これらを混ぜて食べるとおいしいんですね~。

 
と思いながら、メニューを見るとなんと...。

 

●高知の郷土食は、カツオだけじゃなかった

 
う、うつぼ?!


「うつぼ」は、高知では、カツオとならぶ郷土料理だそうで。


うつぼの一般的な食べ方と言えば、たたきとから揚げ。

とりあえず、から揚げを食べてみることに。


海のギャングと呼ばれるうつぼ。

ちょっと怖い顔をしていますよね...。


でも、さすがにから揚げは、その姿を想像させず笑。

普通の魚のから揚げのようでした。


食べてみると、想像よりもはるかにあっさりとした味わい。

そして皮は、ゼラチン質なこってりとした濃厚な旨味。

これは、思った以上においしいかも...笑。

「うつぼは妊婦に食べさせろ」という言い伝えがあるそうで、乳が出るようになるからとか。


確かに、これだけの高タンパク質、そして、たっぷりのゼラチン質。美容にもよさそうです笑。


なんで、本土では、うつぼは食べないのかなぁ...。

ところで、高知は、日本で1番貧血の少ない県らしい。

 
これはややはり、カツオをいっぱい食べているからですかね。

そして、だから、坂本龍馬のような、血気盛んな方が多い(←個人の感想です)んですかね笑。

石田義昭『飲食店繁盛ダネ!』

“繁盛仕掛け人”石田義昭が飲食店開店の秘訣から売上増進の策および、日本各地の販売促進事例をわかりやすく解説、紹介します。

井上奈々子の『食の豆々知識』

飲食店における重要なメニューの考え方、作成方法、そして商品開発の極意など、繁盛につながるヒントを余すところなく紹介します。

KAZU石田の『飲食店現場の眼-小さな気づき-』

実践コンサルタントが各地を回りまさに“事件は現場で起きている”を心に目を光らせ、見つけた問題点を鋭く指摘、改善を容赦なく進言、普段の行動の様子を紹介します。

飲食店経営のあらゆる
お悩み、相談、ご質問をお受けします