夏の疲れに 養生秋ごはん 571kcal
                夏も終わり、たまっていた疲れが出てくる頃です。暑い日が続いたり、急に涼しくなったりと、気温の変化もはげしく、体調をこわしていませんか? 
                今回は、夏の疲れをとり、身体のバランスを整える、旬の食材たっぷりの秋ごはんを紹介します。 
               
              
                夏の疲れに 養生秋ごはん 571cal 塩分3.26g
                <豚肉の秋炒め>
                疲れをとるビタミンB1たっぷりの豚もも肉とビタミンCが壊れづらいさつまいもたっぷりの秋炒め。
                  秋に美味しいなすは、秋の乾燥にそなえて体内を潤す食材と言われています。
                  なすとさつまいもは、網で焼きます。カロリーを押さえられ、食感もよくなります。 
                (材料)…豚もも肉 80g、なす(一口大) 1本、さつまいも(輪切り) 50g、醤油 10㏄、みりん 10㏄、酒 10㏄、なたね油 5㏄
                
                  - なすとさつまいもは、網で焼く。
- フライパンになたね油を熱し、豚もも肉を焼く。色が変わったら、醤油、みりん、酒を加える。
- とろみがついたら、①を加えて混ぜ合わせる。
<しょうがごはん>
                疲れた胃腸をいたわるしょうがをたっぷりと入れて炊き込んだしょうがごはん。初夏には新生姜を炊き上がりに混ぜた、さっぱりとしたごはんが合いますが、秋には、油揚げを加えて、しょうがを炊き込んだ力強いごはん方がおすすめ。
                (材料できあがり7~8人分)…米 2合(360㏄)、しょうが 15g、油揚げ 1/2枚、だし 400㏄、
                  酒 40㏄、薄口醤油 10㏄、塩 少々
                
                  - しょうがは皮をむいてせん切りにし、水にさらす。油揚げはみじん切り。
- 洗って、ざるあげした米に、①と調味料(酒は10㏄残す)を混ぜ、炊く。炊き上がりに、酒を振りいれ、蒸らす。
<きのこ海苔和え>
                海苔はパリッとしているものだけれど、醤油のしみたしっとりとした海苔もおすすめです。 
                  秋においしいきのこは、ミネラル、食物繊維たっぷり。 
                (材料)…きのこ(えのき、しめじなど)70~80g、みつば 40g、海苔 1枚、醤油 10㏄、
                  煮きり酒 10㏄、煮きりみりん 3㏄
                
                  - きのこは、適当な大きさに切り、さっと茹でて、冷水にとる。みつばもさっと塩茹でし、冷水にとり、3cmに切る。
- 調味料を合わせ、よくもんだ海苔を加え、混ぜる。 
- ①と②を和えて器に盛り付ける。
<長いものお味噌汁>
                滋養強壮によいとされる長いもをお味噌汁で。さくっ、ほくっとした食感が楽しめます。 
                合わせ味噌は、寒い日は、白味噌を、暑い日は、赤味噌を多くするといいですよ。
                月に見立てた長いもにゆずを浮かべて、秋を楽しんで。 
                (材料)…長いも 50g、だし 180㏄、赤だし用味噌 8g、西京みそ 8g、ゆず 少々
                
                  - 長いもは、輪切りにし、丸く皮をむき、茹でる。 
- だしを温め、味噌を溶き、①を加えて、器に盛りつける。ゆずを浮かべる。 
<果物>
                秋のフルーツ、ぶどうを一口。2色のぶどうは、皮も食べられるものがおすすめ。
                (材料)…ぶどう 2ヶ、マスカット 2ヶ
                
                  - 半分に切り、盛り付ける。