このコーナーは消費者の高まる健康志向のなか、飲食店で提供する「体が喜ぶ健康的なメニュー」にスポットをあて、
                ダイエット、アンチエイジング、アレルギー対策・美肌効果・骨粗しょう症対策、冷え性対策など様々なテーマでのメニューを毎月お届けします。是非、元気になるお店創りにお役立てください。
              プチ薬膳~初秋の養生ごはん~
              
              
              
                プチ薬膳~初秋の養生ごはん~
                揚げなすカレーうどん
                この季節は、夏の間にたまった熱や湿をだすためにウリ科の野菜を、秋の乾燥に備えて体内を潤すには色の白い食べ物をとるとよいと言われいます。
                乾燥は、鼻づまりやのどのイガイガ、空咳、そして肌のトラブルや大腸のトラブルに表れます。
                  果肉の白いなすは、「白の野菜」の仲間。更に、体内の熱や湿をとってくれる食材。
                  油で揚げるとコクも甘みもアップします。
                  今回は、疲れをとってくれるビタミンB類の豊富な豚肉とカレーうどんに。豚肉も薬膳では白い食材のひとつ。
                  暑い日もまだありますが、少しずつ身体を温める食材と一緒に。カレーに使われているスパイスや、にんにく、生姜、ねぎなどがおすすめです。
                
               
              
                <揚げなすのカレーうどん>
                とろりとしたなすの食感もいいですが、この揚げなすのさくっとした食感も何とも言えず。びっくりするくらいたっぷりと盛り上げてどうぞ。
                (材料)…うどん 1人前、なす 1本、長ネギ(白い部分) 5cm、豚肩ロース肉塊 80g、玉ねぎ 1/4ヶ、
                  にんにく・しょうがのすりおろし 少々、トマト 1/4ヶ、カレー粉 小1、醤油 大1、みりん 大1、
                  酒 大1、だし(昆布とかつおなどでしっかりと濃い目にとったもの) 200cc、なたね油 小1
                 
                
                  - なすは薄くスライスし、170℃の油で素揚げする。豚肉は、拍子木のように少し長めの一口大に。長ネギは白髪に玉ねぎはスライス、トマトはさいの目に切っておく。
- 鍋になたね油を熱し、豚肉を入れ、表面に焼き色をつける。玉ねぎを入れ、これも焼き付けるように炒め、にんにく・しょうがのすりおろし、カレー粉を加え、更に炒める。香りがでてきたら、トマトを加え水分がなくなるまで炒め合わせる。
 
- 醤油、みりん、酒を加え、水分が半分になるまで煮詰めたら、だしを加えて、20分に煮込む。
- うどんを湯で、器に盛り付けたら、③をかけ、①の揚げなす、白髪ねぎをのせる。
 
                            こちらもおすすめ…。追加するなら…。
              
              
                <れんこんときのこの炊き込みごはん>
                れんこんときのこもこの季節にとりたい野菜。今回は、初めにしっかりと焼きめをつけてから炊き込みに。香ばしさがおいしさに。
                (材料 米2合分)…白米 2合、れんこん 200g、しいたけ 10ヶ、だし 400cc、塩 小1/2、薄口醤油 少々、
酒 少々
                 
                
                  - 白米は、研いでザルあげしておく。れんこんは1cm幅に切り、半月またはいちょう切りに。しいたけは、半分または1/4に切る。
- ①のれんこん、きのこを焼き色がつくように網で焼き、炊飯器にセットした白米の上におく(ここでは土鍋)。塩、薄口醤油で味を調え、ただしを入れ普通に炊く。炊き上がりに酒少々を振り入れ、蒸らす。
<きゅうりと生姜のきんぴら>
                水分を調整してくれるきゅうり。この時期は身体を冷やさないよう、火を入れたり、身体を温める食材と一緒にとるのがおすすめです。今回はたっぷりの生姜と一緒に。
                (材料 きゅうり2本分)…きゅうり 2本、生姜 10g、みりん 大1、醤油 大1、なたね油、ラー油 適宜、
白ごま 適宜
                 
                
                  - きゅうりは縦半分に切り、種をとる。そのまま斜めにスライスする。生姜はせん切りにする。
- 鍋になたね油と生姜を入れて弱火にかける。香りが出てきたら強火にし、きゅうりを加える。みりんとしょう油を加えて更に炒め、水分がなくなったら、ラー油を最後にまわし入れ、最後に白ごまを加える。冷蔵庫で冷やすときゅうりの食感がでる。
 
              
			  マクロビオティック、グルテンフリー、低アレルギーメニュー(卵・乳・麦・落・そば・えび・かに不使用)
              豆乳と米粉の紅茶のケーキ
              
              
                豆乳と米粉の紅茶のケーキ(卵・乳・麦・落・そば・えび・かに不使用、膨張剤不使用)
                ベーキングパウダーも重曹も使わずに、しっとりふわふわの米粉のケーキ。今回はミルクティ風に紅茶の茶葉を加えて香りよく。お子さまにはルイボスティとかでもいいですね。
                 (材料 18cmシフォンケーキ型1台分)…豆乳 400cc、レモン汁 10cc、なたね油 30cc、
メープルシロップ 60cc、米粉 160g、アーモンドパウダー 20g、
片栗粉 20g
                
                  - 豆乳を50℃に温める。カプチーノクリーマーなどで軽く泡立て、レモン汁を加えてゴムベラなどで手早く混ぜる(あまり泡立てすぎないことがポイント)。
- なたね油、メープルシロップを混ぜ、①より大さじ2ほど加えて更によく混ぜておく。
- 粉類を合わせて一度振るい、①に一気に入れてゴムベラで切るように混ぜる。粉っぽさがなくなったら、②を加え一気に混ぜ、型に流し入れる。アルミホイルで蓋をする。
- 160~170℃に熱したらオーブンで20分焼く。