このコーナーは消費者の高まる健康志向のなか、飲食店で提供する「体が喜ぶ健康的なメニュー」にスポットをあて、
                ダイエット、アンチエイジング、アレルギー対策・美肌効果・骨粗しょう症対策、冷え性対策など様々なテーマでのメニューを毎月お届けします。是非、元気になるお店創りにお役立てください。
              プチ薬膳~夏の養生 夏バテ予防ごはん~
              
              
              
                プチ薬膳~夏の養生 夏バテ予防ごはん~
                    スィートトマトとカッテージチーズのパスタ                
                夏の養生は、身体の余分な熱をどうやって発散させるかにかかります。
                     また、汗を多くかいたり、冷たい水を飲みすぎたりすることで、身体の中の必要な液体(潤いや血液など)が不足になることも多く、これが息切れや不眠、夏バテの原因です。
                    身体の余分な熱を取り去る夏野菜などを多くとり、また、身体の必要な液体を補う食材をとることが、カギとなります。
                     トマトは、身体の熱をとると共に、潤いを与え、のどの渇きなども抑える食材。
                    今回は、更に潤いを与えてくれる食材、乳製品や松の実などが入っているジェノバソースを加えました。
                    また、夏でもクーラーの中にずっといるような場合は、これらに加え、ねぎや生姜、みょうが、紫蘇などを取るように心がけることも大切です。
                 
                
               
              
                <スィートトマトとカッテージチーズのパスタ>
                トマトソースに甘くて濃厚なスィートトマトをフレッシュで加え、さっぱりとして酸味のあるカッテージチーズと合わせた夏らしいパスタです。
               (材料)…スイートトマト 2ヶ、トマトソース 100g、カッテージチーズ 70g、フィデリーニ(1.4mm) 80g、塩 適宜、オリーブオイル 適宜、バジルの葉 適宜、ジェノバソース 適宜、
                 
                
                    - たっぷりの湯に塩を加え、表示より1分少な目にパスタを茹でる。
- スィートトマトは、湯むきし、適当な大きさに切る。フライパンにオリーブオイルを熱し、スィートトマトを入れ、軽く炒める。トマトソースを加えて、一緒に1~2分煮込む。
- 茹で上がったパスタを②のソースに加えてからめ、塩で味を調える。
- 器に盛り付け、カッテージチーズをのせ、ジェノバソースをかける。バジルを飾る。
 
                            こちらもおすすめ…。慢性化のむくみに…。
              
              
                <ズッキーニと緑豆のリゾット>
                緑豆は、中国春雨の原料。緑色の小さな豆で、こちらも身体の熱を取ってくれる食材。トマトと同様、熱を取り去り潤いを与えてくれるズッキーニや、生クリームとともに。夏の野菜は、潤いを与えてくれる乳製品と合わせるのがおすすめ。
                (材料)…米 1/2cup、緑豆 大1、ズッキーニ 1/2本、オリーブオイル 大1、生クリーム 50㏄、バター 5g、塩・コショウ 適宜
                 
                
                    - 緑豆は水に1時間浸しておく。ズッキーニはさいの目に切る。 
- 鍋にオリーブオイルを熱し、ズッキーニを加えて炒める。米、①の給水させた緑豆を加え、米が透明になるまで炒め、水200ccを注ぐ。水が沸騰したら、フタをして弱火で10分煮る。
- 米がアルデンテになったら(固ければ、少し水を加えて更に煮る)、生クリーム、バターを加えてからめ、塩コショウで味を調える。
<レモンポークソテーとゴーヤのアンチョビ風味>
                ゴーヤは、身体の熱を取り去る最強の食材です。熱を取り去る作用のある苦み気にせずに食べられるよう、アンチョビとともに炒めました。夏に必要なビタミンBが豊富な豚肉は、身体の潤いを与えてくれる食材の代表。レモンたっぷりでさわやかに仕上げました。
                (材料)…豚ロース80g、レモン1/2ヶ、ゴーヤ1/4本、アンチョビ2枚、オリーブオイル 適宜、塩・コショウ 適宜
         
                 
                
                    - 豚ロースは、筋に包丁で切れ目を入れ、塩・コショウする。ゴーヤは、種を取り、スライスする。苦みが強すぎるようであれば、塩をするか、水にさらす。レモンは輪切りにスライスする。
- フライパンに、オリーブオイルを熱し、豚ロースを焼き付ける。焼き色がついたらひっくり返し、スライスレモンを加え、ふたをして蒸し焼きにする。火が中まで通ったら、取り出す。
- 同じフライパンに、アンチョビとゴーヤを加えて炒め、塩・コショウで味を調える。
-  器にゴーヤを盛り、豚ロース、レモンを盛り付ける。
 
			  マクロビオティック、グルテンフリー、低アレルギーメニュー
			      (卵・乳・麦・落・そば・えび・かに・上白糖不使用)
              くず粉の豆花(トウファ) 黒酢蜜かけ
              
              
				くず粉の豆花(トウファ) 黒酢蜜かけ
                最近、再ブレークを始めた台湾のスィーツ。今回は、くず粉でとろみをつけて柔らかく。
                    夏には、酸味のある黒酢蜜が絶対おすすめ。フルーツやきなこ、あんこなどお好みのものをたっぷりとのせて、どうぞ。
                 (材料2人前)…豆乳(成分無調整) 200cc、くず粉 大1、てんさい糖 大1、黒酢* 大2、黒蜜* 大1、フルーツ・ナッツ・きな粉・あんこなどお好みで
                     *中国の黒酢には、小麦が入っていることが多いので気をつけること。日本の黒酢には入っていないものが多い。
                     *黒蜜は、黒糖を同量の水と共に火にかけ、煮詰めたもの
                 
				
                  - 豆乳にくず粉を入れ溶かす。鍋に漉しながら入れて火にかける。混ぜながら沸騰させ、沸騰してから2分、そのまま練る。器に盛り、冷蔵庫で冷やす。
- 黒酢は鍋に入れ、半量になるまで煮詰める。最後に黒蜜を加え、合わせる。
- にお好みフルーツなどを盛り付け、②の黒酢蜜をかける。